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Vårdcentralenはスウェーデンのクリニックのようなものです。
スウェーデンでID番号を取得している人は誰でも医療保険が適用され、
このVårdcentralenでの診察にも適用されます。
そうは言っても毎回診察前に150kr.(2010年時点)を事前支払い。
1年間で900kr.を超えると、これが一定期間免除されるらしいのですが、
基本的にどんなに重症、軽症でもVårdcentralenではすべての患者が同じ額を支払います。
最近診察を受ける機会があり、そんな中、私が感じたのが
「スウェーデンでは診察に少々時間がかかる」ということ。
Vårdcentralenに行くにはまず、電話で時間を予約しなくてはなりません。
私は今の所、運よく(?)電話も5~10分ほどで繋がり(ま、日本だと数秒で繋がるけど)、
電話をかけた当日に診察時間の予約を取ることができていますが、
地域によってはこの電話も繋がりにくいらしく、
30分電話口で待つこともある、という話を聞いたことがあります。
さらには当日予約が取れない場合もあるようです




さて、先日咳が丸1ヶ月止まらず、Vårdcentralenで診察を受けたときのことです。
この日は処方箋を受け取り、レントゲン撮影の施設を指示されました。
まず、薬。
薬局は日本と違って、病院やクリニックの近くにないので、
街のショッピングセンターなどにあるApoteketまで
薬をもらいに行かなくてはなりません。
そしてレントゲン。
レントゲン施設はVårdcentralenとは別の場所。地下鉄に乗っていかなくてはなりません。
それなので、日を改めてレントゲンを撮りに行きました。そしてレントゲン撮影に200kr.。
レントゲン撮影を終えると、
「結果はVårdcentralenの医師に報告されるので、そこで聞いて。」といわれました。
「えー?ここで直ぐに結果を聞けるわけではないの??!
」と思いながらも、
「日本と違うから・・・」と自分を納得させます
レントゲン結果についてはVårdcentralenから後日連絡が来るとのことでしたが、
結局2週間近く経っても連絡は来ず・・・。
「ま、異常がなかったということかしら」と特にこちらからもコンタクトはしませんでした。
(なんか曖昧だなー)
でもまた1ヶ月もしないうちに、別の症状でVårdcentralenを訪れることになった私、
先日のレントゲン検査では異常はなかったとのことをここで聞かされました。
(こっちから聞かなきゃハッキリした結果が分からないままでしたよー)
Vårdcentralenへ行く場合、多少の体調の悪さならば
まずは2~3日自宅で経過を見ることが基本みたい。(熱、吐き気、下痢・・等)
あまり早く行っても、「もう少し様子を見て」といわれることが多いようです。
もちろん意識障害や心臓などの急病は別ですが。
診察データやレセプト(処方箋)は医師や薬局間でデータでやり取りされているらしく、
薬局では個人番号の登録されたIDカードさえ提示すれば処方された薬が出てきます。
(この点は少し進んでいるかも?)
診察データのやり取りはこんな風にすごくスムーズだけど、
患者にとっては移動やら何やらと、少々手間と時間(そしてお金)がかかる国。
ま、このほうが病院側の負担が少なくなるのかも知れないけど・・・。
特に小さな病院だと医療設備などで赤字になって経営が上手くいかない・・・ってこともあるだろうし。
それよりはよっぽど効率よいのかも?
余談ですが、スウェーデンの歯医者は保険がきかないそうです。
なので、メチャクチャ治療費が高いとか。 子供は無料らしいけど。
歯医者も医療保険の適用を受けるべきだという議論は持ち上がっているみたいですが。。。
他国から見れば医療制度の充実したイメージが強いこの国。
「充実」と言うだけでは見えてこない事実や問題も結構ありそうです。。。
スウェーデンでID番号を取得している人は誰でも医療保険が適用され、
このVårdcentralenでの診察にも適用されます。
そうは言っても毎回診察前に150kr.(2010年時点)を事前支払い。
1年間で900kr.を超えると、これが一定期間免除されるらしいのですが、
基本的にどんなに重症、軽症でもVårdcentralenではすべての患者が同じ額を支払います。
最近診察を受ける機会があり、そんな中、私が感じたのが
「スウェーデンでは診察に少々時間がかかる」ということ。
Vårdcentralenに行くにはまず、電話で時間を予約しなくてはなりません。
私は今の所、運よく(?)電話も5~10分ほどで繋がり(ま、日本だと数秒で繋がるけど)、
電話をかけた当日に診察時間の予約を取ることができていますが、
地域によってはこの電話も繋がりにくいらしく、
30分電話口で待つこともある、という話を聞いたことがあります。
さらには当日予約が取れない場合もあるようです





さて、先日咳が丸1ヶ月止まらず、Vårdcentralenで診察を受けたときのことです。
この日は処方箋を受け取り、レントゲン撮影の施設を指示されました。
まず、薬。
街のショッピングセンターなどにあるApoteketまで
薬をもらいに行かなくてはなりません。
そしてレントゲン。
レントゲン施設はVårdcentralenとは別の場所。地下鉄に乗っていかなくてはなりません。
それなので、日を改めてレントゲンを撮りに行きました。そしてレントゲン撮影に200kr.。
レントゲン撮影を終えると、
「結果はVårdcentralenの医師に報告されるので、そこで聞いて。」といわれました。
「えー?ここで直ぐに結果を聞けるわけではないの??!

「日本と違うから・・・」と自分を納得させます

レントゲン結果についてはVårdcentralenから後日連絡が来るとのことでしたが、
結局2週間近く経っても連絡は来ず・・・。
「ま、異常がなかったということかしら」と特にこちらからもコンタクトはしませんでした。
(なんか曖昧だなー)
でもまた1ヶ月もしないうちに、別の症状でVårdcentralenを訪れることになった私、
先日のレントゲン検査では異常はなかったとのことをここで聞かされました。
(こっちから聞かなきゃハッキリした結果が分からないままでしたよー)
Vårdcentralenへ行く場合、多少の体調の悪さならば
まずは2~3日自宅で経過を見ることが基本みたい。(熱、吐き気、下痢・・等)
あまり早く行っても、「もう少し様子を見て」といわれることが多いようです。
もちろん意識障害や心臓などの急病は別ですが。
診察データやレセプト(処方箋)は医師や薬局間でデータでやり取りされているらしく、
薬局では個人番号の登録されたIDカードさえ提示すれば処方された薬が出てきます。
(この点は少し進んでいるかも?)
診察データのやり取りはこんな風にすごくスムーズだけど、
患者にとっては移動やら何やらと、少々手間と時間(そしてお金)がかかる国。
ま、このほうが病院側の負担が少なくなるのかも知れないけど・・・。
特に小さな病院だと医療設備などで赤字になって経営が上手くいかない・・・ってこともあるだろうし。
それよりはよっぽど効率よいのかも?
余談ですが、スウェーデンの歯医者は保険がきかないそうです。
なので、メチャクチャ治療費が高いとか。 子供は無料らしいけど。
歯医者も医療保険の適用を受けるべきだという議論は持ち上がっているみたいですが。。。
他国から見れば医療制度の充実したイメージが強いこの国。
「充実」と言うだけでは見えてこない事実や問題も結構ありそうです。。。
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プロフィール
2009年にストックホルムへ移住。旦那とは考え方の違いや生活習慣の違いから、ケンカもしょっちゅう。そんな旦那を私は愛称で「アンちゃん」と呼んでいます。ケンカになると憎らしいけど、こう呼ぶと、私の中で憎めないキャラに変身するから。そんな彼との間に2011年4月かわいいアン子誕生!そして2014年には二児を妊娠。妊娠・育児日記とあわせてこちらの暮らしを日本に住む家族や友達に届けます。