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北欧・スウェーデン生活

☆日本にいる友達・家族へ☆ スウェーデンでの生活日記

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式場となる教会の天井
2010年3月13日天気は晴れ。
気温はかろうじてプラス。

15時30分より グスタウバーサ教会にて挙式



 準備

準備のため、12時頃現地入り。
友人に紹介してもらった日本人ヘアメイクさんもしばらくして到着。
早速ヘアメイクを始めてもらう。

教会近くの花屋で事前に予約しておいたブーケ、ヘアフラワーをアンデシュに取りに行ってもらうが、
届いた花をみて、ヘアメイクさんともどもちょっと唖然

ブーケは切りっぱなしで、茎がむき出し。
しかも店まで行って注文したときには、ガーベラも入れてくださいと言ったのに、
伝わっていなかったみたい。

そして髪飾り用の花は一厘だけ。茎のところが針金でぐるぐる巻いてあるだけ。
電話で注文したせいもあるのだが、英語があまり分からない店員さんに
完璧ではない私の英語では言っていることが上手く伝わっていなかった。
(電話口でかなり心配だったのだけど、案の定
急遽、ヘアメイクさんにアドバイスをもらい、花を数本とブーケ用にリボンを
アンデシュと妹に買ってきてもらえるように頼む。

髪飾りも見栄えがするように!「日本だとちゃんとやってくれるんだけど、
やっぱりスウェーデンはこうなのよね・・・」と
スウェーデン在住4年のヘアメイクさんもため息ぎみ。

確かに、想像できましたよ、この姿。
でもせめてブーケはちゃんとしているかと思ったのに。
電話などではなく、実際に店に行って
事細かに説明しないとダメみたいです。

ヘアメイクさんのお陰で、髪飾り、ブーケが何とか見栄えのするように整う。

段々緊張・・・。メイクアップは妹に頼んだ。
アイライナー、アイシャドウ・・・・
前日のリハーサルよりちょっと力が入ったのか、
仕上がりの目が横長に見える。
ヘアメイクさんにちょっとアドバイスをもらい、手直し手直し。


式開始予定時間のギリギリまでヘア、メイク、
ドレスアップをしていよいよ式場となる教会へ。

外はまだ雪が残っていて、気温も1~3℃。
コートを着る余裕もなく、薄いショールを方からかけて信号待ち。
ひょあーーーーーぁぁぁぁぉぉぉぉ・・・・寒いっ


 本番

教会の入り口へ到着するとアンデシュのおじさんが待っていた。
そう、私たちの結婚式の神父さん。

スウェーデンの教会式では、祭壇へ向かう私たち映画でよく観るような
神父さんと花婿が教会の中で花嫁の入場を待つ形ではなく、
花嫁・花婿ともにお互い手をつないで入場。
さらに私たちの式では神父さんが二人を先導する形式。

15時半を知らせる教会の鐘がゴーン、ゴーン、と鳴り始める。

やがてパイプオルガンの演奏が始まる。

神父さんが歩き始める。

私たちも続いて歩き始める。。。

足を踏み入れると、緊張は頂点に。
歩いている途中、私の心臓はバクバク。手が冷たくなっていくのを感じる。

事前にアンデシュから
「入場のときは脇を見てはいけないよ」、と言われていたので
お客さんの顔を見ることもできず、ただ前を向いて平静を装おうと必死だった。

祭壇に到着すると、続いてPSALMが始まる。オルガンにあわせ、皆で歌う。

Gud välsigna dessa hjärtan,
   Helga dessa vänners band
     Och i glädjen som i smärtan....

神父さんが私たちの式のために選んでくれた賛美歌。

式の第1部は神が私たちに話しかけ、
第2部は私たち二人がお互いに誓いをしあい、
最終部は私たちが神に話しかける。。。。という構成らしいことを
神父さんが始めに話をする。

この間、緊張のあまり貧血を起こしそうで、私の頭は小パニック状態。

  倒れそうなときには「座っていいですか?」って言ってもいいものなのかしら、、、。
  でも、そんなのことしたら、ビデオで撮影されているんだから、
  一生恥ずかしい思い出として残ってしまう。。。 ああ、そんなのは嫌だ。。。。

  はあ、神父さんの顔を見ておこう。。。
  ああ、左手のブーケを持っている手が疲れてきた・・・・、
  アンデシュと繋いでいる手を離してもいいのかしら・・・・。

そんな雑念が頭をよぎりながらも、必死で呼吸を整え、気を確かに持とうと必死だった。

誓いの言葉を交わす私たちそんな雑念にまといつかれ、
倒れないように必死で頑張っている間にも式は順調に進み、
二人の誓いの言葉へ。

二人で向かい合い、神父さんの言う後に続いて
誓いの言葉を交わす。
ここが一番重要なところ。慣れない英語だから間違えないようにと
耳と脳が必死に集中。なんとか無事に誓いの言葉も言えた。
指輪をアンデシュからはめてもらい、新郎新婦として認められた。

このへんに来ると心臓のバクバクは段々と鎮まってきた。

式は30分程度で終り、新郎新婦(私たち)が腕を取り合って退場。

ライスシャワーのあと髪の毛が米だらけ(笑)このあと、アンデシュのお姉さんが用意しておいてくれた
ライスシャワーを浴びる。

節分の鬼にでもなったかのように前からバチバチッと撒かれる。。
内心、「お姉さん、これ正しい方法なの?」と思いながら。 笑)
なんだか鳩になった気分
米がドレスの中にボコボコ入り込む。

2歳の甥っ子も米を受け取るが、私たちに放る代わりに自分の口へ。
アララ、食べちゃだめだよ、生の米・・・

ディナーテーブル続いて写真撮影、場所を変えてディナーへと続く。

ディナーの途中ではゲストからスピーチが飛び出したり、
歌を歌ってもらったりと
楽しく時間が過ぎていった。

私が一人で心配していたような、『しらけムード』はもちろんなく、一安心。

何はともあれ、無事に終わってよかった。ホッと一息です。

ブーケ私が手作りしたゲストリスト、メニュー、名札皆からもらった贈り物

 











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プロフィール

2009年にストックホルムへ移住。旦那とは考え方の違いや生活習慣の違いから、ケンカもしょっちゅう。そんな旦那を私は愛称で「アンちゃん」と呼んでいます。ケンカになると憎らしいけど、こう呼ぶと、私の中で憎めないキャラに変身するから。そんな彼との間に2011年4月かわいいアン子誕生!そして2014年には二児を妊娠。妊娠・育児日記とあわせてこちらの暮らしを日本に住む家族や友達に届けます。

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